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スリーパー効果とは?
スリーパー効果とは、「信頼できない情報源から得た情報でも、時間が経つことで情報源への不信感を忘れ、情報への信頼性が高まっていく」という心理効果を指します。
つまり、簡単にいうと「時間の経過により、信じてもらえるようになる」と言えるでしょう。
なぜ、スリーパー効果により信頼性が高まるのかというと、
↓
「情報の信頼性が忘れられる(=眠ってしまう)」
という意味から「スリーパー(sleeper)効果」と名付けられました。
スリーパー効果が恋愛に活かせる理由
スリーパー効果は、恋愛においても活かすことができます。
スリーパー効果の意味を整理すると、
という心理効果でした。
つまり、恋愛においても「自分の発言を相手の心に響かせたい」という場面では、スリーパー効果を活用することで、相手に信じてもらいやすくなります。
例えば、
・復縁のお願い
・好意のアプローチ
などの恋愛場面でも、時間の経過とともに相手に伝えた気持ち・想いの信頼を高めることができます。
逆に、時間を置かずアプローチし続けると、心理学の「ブーメラン効果」が引き起こされてしまい、アプローチするほど拒絶されてしまいます。
このように、スリーパー効果を恋愛に活用することで、「告白」「復縁」などの想いが伝わるようになり、恋愛に良い効果をもたらすのです!
スリーパー効果を恋愛に活かす具体的な実践例3選!
スリーパー効果は、恋愛の様々なシーンで活用することができます。
こちらでは、スリーパー効果の恋愛シーン別に具体的アクションをご紹介します!
・再アプローチを成功させたいとき
・恋人と復縁したいとき
・片思いを成就させたいとき
恋愛シーン①-「再アプローチを成功させたいとき」-
「一度告白を断られてしまった…」
という場合でも、スリーパー効果を活用することで、2度目の告白を成功させることができます。
相手への告白に想いを伝えすぎたあまり、ブーメラン効果が発動して断られてしまったということがあるでしょう。
その場合、逆にスリーパー効果を使い、相手との距離を置いてから再び告白をすることで、想いを心に響かせることができます。
また、スリーパー効果のために距離を空けている際は、「第三者の人に頼んで、好意を伝えてもらう」ことで、より効果が得られます。
これは、心理学用語「ウィンザー効果」によるもので、「第三者の意見を信頼しやすい」という特性を活用したものです。
・告白失敗したら一度距離を置く
・第三者(友達・周囲の人)に、「まだ好意がある」と伝えてもらう
・時間を空けたあと、再び告白する
恋愛シーン②-「恋人と復縁したいとき」-
恋人と復縁したいときにも、スリーパー効果を活用することで復縁成功の確率アップが期待できます。
相手に復縁の打診をする際、
「やっぱり〇〇が好きだし、自分の悪い部分も直した。だから復縁してほしい」
と、「相手への想い」と「自分は改善した」ということを伝えるかと思います。
その際、一度時間を空けてから相手に言葉を伝えることで、
「まだ好きだし、自分は変わった」
という情報だけを相手の記憶に残すことができ、
「変わってくれて好きでいてくれるならもう一度付き合ってみてもいいかな」
と相手の考えが変わる可能性があります。
・別れてすぐは復縁のお願いをしない
・短期間で何度も復縁の話をしない
・別れて一度、逆に距離をあける
・距離を置きすぎて、相手に忘れられないようにする(定期的なLINEや電話)
恋愛シーン③-「片思いを成就させたいとき」-
スリーパー効果は片思いの人にもオススメの心理テクニックです。
結論として、何をすれば良いのかというと、
⭕️「アプローチの間隔を空ける」
という方法です。
短時間で一気にアプローチしてしまうと、逆に「ゴリ押しされている不快感」から距離を空けたいと感じさせてしまうからです。
そのため、アプローチする際は、ダラダラと日常的に好意を伝えるのではなく、
「ストレートな好意を少なく、間隔をあけて」
のように、スリーパー効果を活用した好意の伝え方により、恋愛成就の確率アップが期待できます。
・好意を伝える時はストレートに
・アプローチに間隔を空ける
・第三者に好意を伝えてもらう
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「スリーパー効果」の心理効果から恋愛との関係性・実践例までご紹介しました。
スリーパー効果は「押してダメなら引いてみる」といえる心理テクニックです。
「積極的にアプローチしているのに、なかなかうまくいかない…」
と感じている方は、恋愛にスリーパー効果を活用してみてはいかがでしょうか?