ロミオとジュリエット効果とは?【心理学】
ロミオとジュリエット効果とは、
という心理現象を指します。
「ロミオとジュリエット」の物語は、恋人同士であるロミオとジュリエットの間に「家柄の違いという障害」があり、逆に恋を燃え上がらせるストーリーでした。
そのため、「ロミオとジュリエット効果」とは、「障害が逆に恋を燃え上がらせる」というストーリーにちなんで名付けられました。
ロミオとジュリエット効果って恋愛に使えるの?
結論、ロミオとジュリエット効果は「付き合う前の恋愛」であれば効果的です。
と思いましたよね。
しかし、実際は「障害が多すぎるカップル」は別れます。
Google検索をしてみると、
と解説しているサイトも多いですが、それはドラマチックな展開を想像しすぎです。
実際に「不倫」や「親の反対」で、「恋人」→「結婚」に結びつくケースは、ドラマや映画の世界です。
しかし、ロミオとジュリエット効果は「恋人になる前」であれば話は別です。
恋愛において、「自分という商品」の価値を高めたり、入手困難なものと思い込ませることで、自分への熱を高めることができます。
そのため、付き合うための困難(障害)を”あえて”作り出すことで、付き合う前の恋愛をうまく進めることができます。
一つ注意点としては、恋人同様にあまりにも障害を作り過ぎてしまうと、
「他の人の方が気になるな」
という風に、他の人に目移りしてしまう恐れがあります。
ロミオとジュリエット効果を恋愛に活用【具体的な実践例◯選】
ロミオとジュリエット効果は「付き合う前」であれば有効だと解説しました。
しかし、
と思いますよね。
こちらでは、ロミオとジュリエット効果を、
恋愛の実践例①-「好意を無闇に見せない」-
ロミオとジュリエット効果は、「好意を無闇に見せない」ことで引き出すことができます。
ロミオとジュリエット効果では、「手に入るまでの困難さ」により、熱が加速する心理効果でした。
しかし、相手に好意を見せてしまうと、「簡単に手に入るもの」と感じられてしまいます。
そのため、好意を無闇に見せないことで、「手に入りにくい価値の高いもの」と思わせることが大切です。
恋愛の実践例②-「他の異性とも仲良くする」-
他の異性と仲良くしている姿を見せることで、
「自分以外にライバルがたくさんいそう」
と、付き合う難易度が高いように感じさせることができます。
そうすることで、「絶対に自分のものにする!」と、熱を高めさせることができます。
恋愛の実践例③-「LINEをすぐに返さない」-
LINEをすぐに返してしまうと、「追われる立場」のように感じてしまいます。
「追われる立場」とは、相手が自分に「好意の矢印が向いている状態」のことです。
そうなってしまうと、
と感じてしまいます。
そのため、LINEでは返信頻度を遅めに設定し、「追わせる感覚」にさせることが効果的です。
恋愛の実践例④-「高嶺の花を演出する」-
「高嶺の花を演出する」ことで、
「希少性の高い人」
「みんなから人気のある人」
と思い込ませ、モテる効果が期待できます。
上記であげた特徴は、「入手困難な人」であり、ロミオとジュリエット効果によって、
という気持ちにさせることができます。
また、みんなから人気のある人は、「バンドワゴン効果」という心理学により、「多数の人が支持しているものに魅力を感じる」という点で相乗効果を受けられます。
恋愛の実践例⑤-「誘いを断る」-
”あえて”誘いを断ることで、「手に入りにくい人」と認識させ、自分への熱を高めさせる効果が期待できます。
相手の誘いに断ると、
「他の人とも遊んでて人気そう」
「自分の思い通りにはいかない」
というように感じ、付き合う難易度の高さから「より一層追わせる」ことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「少しでもカッコよくなってモテるようになりたい…」
そう思っている方は、本記事を参考に実践してみてはいかがでしょうか?
本記事が少しでもお役に立てていうれば幸いです。