・フットインザドアとは、どんな心理テクニックなのか分かる!
・フットインザドアが恋愛に効果的な理由が分かる!
・具体的に恋愛に活かす行動が例を元に分かる!
「フットインザドア」という心理学用語をご存知でしょうか?
フットインザドアは、「相手にお願いしたいとき」に要求の承諾率を高める心理テクニックであり、「恋愛」や「営業」などの場面で使われています。
そこで本記事では、フットインザドアの「意味」から「恋愛との関係性」、「具体的アクション」までご紹介します!
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フットインザドアとは?
フットインザドアとは、「簡単な要求を承諾してもらうことで、その後の大きな要求に承諾されやすくなる」という心理テクニックです。
フットインザドアは、別名「階的要請法」とも呼ばれています。
フットインザドアは、主に「交渉」や「依頼」、「約束」などの場面で活用されることが多いです。
そのため、フットインザドアは「恋愛」や「営業」などの場面で活用されています。
では、なぜフットインザドアを使うと、断られづらくなるのか?
これは「自分の行動と考えをブレさせたくない」という人の心理を利用しています。
心理効果としては、「認知的不協和」と呼ばれる心理と似ているかもしれません。
例えば、
「美味しい和食のお店を教えて!」というお願いは承諾したのに、
「今度、教えてくれたその和食のお店に連れてって!」というお願いを拒否すると、「〇〇さんのお願いは聞く」考えと実際の行動がブレてしまいます。
このように、フットインザドアを活用することで、「断ると感覚的に違和感を感じる」という状態を作り出すことができ、お願いが断られづらくなるのです。
つまり、フットインザドアとは、「過去に承諾したという行動」から「今後の行動も一貫させたい」をいう気持ちにさせるテクニックなのです!
これは「一貫性の原理」ともいい、恋愛に有効的なテクニックの一つです!
フットインザドアが恋愛に効果的な理由
フットインザドアは、
という効果です。
そのため、フットインザドアは恋愛における「最終的な要求」を断られない!という効果が期待できます。
具体的に「最終的な要求」の例としては、
・複数回目のデートの約束
・電話の約束
・合コンの誘い
・みんなで遊ぶときの誘い
・告白
・プロポーズ
などがざっと挙げられるでしょう。
つまり、フットインザドアを恋愛に活かすことで、「上記のような要求が断られづらくなる」と言えるでしょう。
恋愛において、「誘いたいけど、断られたくないな…」と思っている方にとって、フットインザドアはおすすめです!
フットインザドアを恋愛に使う具体的アクション!
フットインザドアは恋愛において効果的だとお話させていただきました。
しかし、「具体的に何をすればいいの?」と感じる方も多いかと思います。
そこで、こちらではフットインザドアを実際に恋愛の場面で活かす、具体的アクションをご紹介します!
・デートに誘うとき(1,2時間デート)
・デートに誘うとき(一日デート)
・電話を誘うとき
・一夜を過ごしたいとき
・告白をしたいとき
デートに誘うとき(1,2時間デート)
・事前に電話の約束をして、承諾してもらう
・LINE交換をしておく
・おすすめのお店を聞いておく
・モノを貸してもらう約束をする
・勉強を教えてもらう
フットインザドアを恋愛に活かすポイントとして、「目的よりも小さなお願いを積み重ねる」という点です。
つまり、ここでは「1,2時間の短いデート」というお願いよりも小さなお願いを承諾してもらうことでフットインザドアの効果が得られます。
そのため、上記のアクション以外にも、
「短時間デートよりも承諾されそうだなー」
と思うお願いをすることが効果的です。
デートに誘うとき(一日デート)
・短い時間のデートを何回か誘う
・相談や雑談という形で「少しだけ(1時間程度)話さない?」とお願いする
恋愛において、「一日デート」というとハードルが高そうに見えます。
しかし、「短い時間のデート」を既に数回重ねていれば、相手にとってそこまでハードルは高く感じないでしょう。
そのため、フットインザドアを恋愛に活かすステップとして、
というステップで進むことが効果的です。
電話を誘うとき
・連絡先交換をお願いしておく
・LINEなどで「オススメの店・漫画は?」など、紹介のお願いをする
・最初は「5分だけ話さない?」とハードルを下げる
・複数回目ごとに時間を徐々に増やす
・ハードルを下げるため、10分電話したかったら「5分だけしない?」と誘う
恋愛において、電話はお誘いの最初のハードルとも言えるでしょう。
そのため、最初に誘う際は「10分以内の電話時間」を目安に相手に伝え、誘うと良いでしょう。
また、フットインザドアを最大限活用するため、電話の前に通話以外の連絡(LINE、SNSなど)である程度、話しておくことをオススメします。
その際は、「オススメの店・漫画・動画」などを聞いて、「小さなお願い」という形で質問してみるのもいいかもしれません。
一夜を過ごしたいとき
・「ボディタッチ」→「手を繋ぐ」→「腕を組む」→「ハグ」→「キス」というように、小さなステップを踏む
「一夜を過ごしたいとき」のフットインザドアの活用方法として、ポイントなのが、
「言語を使わないお願い」
という点です。
今までは口頭でのお願いが多かったですが、こちらでは「行動を受け入れてもらう」というお願いをしています。
具体的に言うと、
「手を繋ぐ(お願い)」→嫌がられない(承諾) ⤵次のステップへ
といったように、「非言語のお願い」を小さく積み重ねることで、フットインザドアの効果を活用しています。
告白をしたいとき
・何度もデートの承諾をもらっておく
告白という恋愛の最終場面にもフットインザドアは活用できます。
ここでできることは、「告白というお願い」の一歩手前の「デートを誘う」という行動を積み重ねることが最重要です。
恋愛において、何度もデートを承諾をもらうことで少しずつ、告白のハードルが下がってきます。
また、何度もデートをして接触すると、「単純接触効果」と呼ばれる恋愛心理の効果も期待できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、フットインザドアの恋愛効果から具体的な実践アクションまでご紹介しました!
フットインザドアは、「デートに断られたくない」と感じている方に効果的の恋愛テクニックです!
誘いたい意中の人がいる方は、フットインザドアを実践してみてはいかがでしょうか?
本記事が少しでもお役に立てていれば幸いです!