【実践例4選】プライミング効果が恋愛に有効な理由とは?

恋愛心理学
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プライミング効果とは?【心理学的な意味】

プライミング効果とは、

「先に与えられた刺激・情報から、無意識にその後の考えや行動に変化をもたらす」

という心理効果を指します。

つまり、「判断や行動が”無意識的に”その前の事柄に影響を受けてしまう」ということですね。

 

この心理効果は、恋愛だけでなくマーケティングや広告にも活用されています。

とはいっても、わかりづらいと思うので具体例を出すと、

質問:「横断歩道は何色ですか?」

と質問され、答えた後に、

質問:「今パッと思い浮かんだ四足歩行の動物を教えてください」

と聞かれると、どの動物を思い浮かべますか?

おそらく、「シマウマ!」と多くの人が答えるでしょう。

 

しかし、四足歩行の動物って、他にもたくさん存在するのに、なぜ「シマウマ」と答える人が多いのでしょうか?

これこそが「プライミング効果」の影響です。

 

事前に「横断歩道を想像」させることで、「シマ模様」が連想され、”無意識的に”シマウマ”と答えるよう誘導されたのです!

このように、プライミング効果で、

「先に与えられた刺激・情報によって、後の判断や行動に影響を無意識に与える効果」

があるのです。

まだイメージがつきづらい方は、↓に例をたくさん載せておきます。

【プライミング効果の具体例】
「ピザって10回言って!」→「ひじを指差されて聞かれると、”ひざ”と答えてしまう」
「見た映画でラーメンを食べているシーンがあった」→「夜にラーメン食べたくなる」
「みんなから人気の子らしい、と言われる」→「なんとなく魅力的に見える」
「コーラのCMで、クリスマス・サンタ・赤・幸せなどを連想させる」→「その後、その要素を見ると、無意識にコーラが飲みたくなる」

プライミング効果が恋愛に有効な理由

プライミング効果を使って、恋愛を有利に進めることが出来ます。

そもそもプライミング効果とは、

「情報や刺激を与えられる→その後の考えや行動に影響」

という心理効果でした。

つまり、事前に「恋愛を連想させる情報・刺激」や「誘導したい方向の話題を話す」などを行うことで、恋愛に進展をもたらすことができるのです!

 

後で具体的な実践方法はご紹介しますが、ここで少し例を出すと、

・会話の中で”好き”や”幸せ”など、好意を連想させる言葉を使う
(例:「おれ猫好きなんだよね!」「スイーツ食べると幸せな気分になる!」
・行きたい場所を連想させる
(例:「イタリアって食べ物美味しそうだから行ってみたいよね!」→「イタリアン食べにいこう!」

といったように、恋愛をうまく進めるためにプライミング効果は活用することができるのです!

プライミング効果を恋愛に活かす具体的な実践例4選!

プライミング効果は、「事前に情報・刺激を与えることで、その後の考えや行動に変化をもたらす」ということがわかりました。

しかし、

「情報や刺激って、具体的に何すればいいの?」
「会話でどんな言葉を使えばいいの?」

と思いますよね。

デートを誘う前に連想させる

デートを誘う前に、デート内容を連想させることでスムーズに誘いやすくなります。

なんなら、向こうから誘ってくれる可能性だってあります。

 

会話の中で、「行きたい場所」や「食べたいもの」を話すことで、「行ってみたいな〜」と感じさせることが重要です。

そのような、デート連想ワードを会話中に盛り込むことで、

・デートに誘ったとき、スムーズに承諾してもらえる
・「一緒にいこう!」と誘わせるように誘導することができる

など、デートに直結させることができます。

 

【具体的アクション】
・行きたい場所の連想ワードを使う
・相手の「行きたい場所」に共感する
・あまり匂わせ感を出しすぎない(直接誘えよ、女々しいな、と思われてしまうため)
・LINEなどのトークで行きたい場所の話をする
・「どんなデートプランが好きか」という話題を取り入れる

メッセージで自分の人物像を連想させる

LINEやSNS、マッチングアプリなどのメッセージでも、プライミング効果を活用できます。

特に、マッチングアプリのように「まだ会ったことない人」の場合、より効果が強いです。

 

メッセージで「一緒にいて楽しそうな人」「明るい人」などの印象を事前に与えることで、実際に会った時にも人物像を連想させることができます。

そのため、メッセージ上で「自分自身の特徴を連想させるワードを使う」ことで、恋愛をうまく進めることができます。

 

【具体的アクション】
・明るい印象を与える文面を使う(「!!」「笑」「まじ!?」「それは笑う!笑」のようなテンション高めワード)
・相手に与えたい印象の特徴を伝える
(例:趣味:「アクティブ系」→「明るそう」「インドア系」→「頭良さそう」「落ち着いてそう」など)

事前に”人気の人”と思わせる

会う前や仲良くなる前に「人気のある人」と思わせることで、好意を持たれやすくなります。

場面としては主に2場面あり、

・学校や職場などで「人気らしい」という噂を知る
・マッチングアプリやSNSで「評価が高い人・フォロワーが多い人」と可視化させる

などがあります。

 

例えば、学校で「あの子、モデルもやってるらしいよ」と聞くと、なんとなく「すごい人なんじゃないか?」と感じますよね。

それと同じで、事前に「周囲から評価されている人」と認識させることで、その後の評価も上げることができます。

 

これは「バンドワゴン効果」という心理学とも関係しており、「人気のものが欲しくなる」という心理効果があるのです!

【具体的アクション】
・見た目を”モテそう風”に整える
・自信があるように振る舞う
・マッチングアプリで人気会員になる
・SNSのフォロワーを増やす
・友人に噂を広めてもらう(ウィンザー効果も発揮)
・モテそうな肩書きを持つ

会話の中で恋愛の連想ワードを使う

会話中に、恋愛を意識させるワードを使うことで、好意を高めることができます。

「恋愛を意識させるワード」とは、

・ドキっとする言葉(例:好き、幸せ、ドキドキ)
・夜の関係を遠回しに連想させる言葉

など、恋愛に関連したキーワードを事前に盛り込むことで、無意識に「自分との関係を連想させる」効果があります。

【具体的アクション】
・恋愛を連想させるワードを使う(例:好き、幸せ、どきどき、楽しい、似ているね)
・夜の関係を遠回しに連想させる言葉を使う
・恋愛トークをする

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「少しでもカッコよくなってモテるようになりたい…」

そう思っている方は、本記事を参考に実践してみてはいかがでしょうか?

本記事が少しでもお役に立てていうれば幸いです。

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