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ジョハリの窓とは?
「ジョハリの窓」の心理学的な意味
ジョハリの窓とは、
です。
「簡単にいうと、”自分から見た自分”と”他者から見た自分”を分析することで、自分を知る方法ということだね。」
人間には誰しも、「表で見せている自分」と「隠している自分」が存在します。
そのため、「自分が思う自分像」と「他者が思っている人物像」は異なるでしょう。
これらを4つの区分に分けて、自分を理解するモデルこそが「ジョハリの窓」です。
「ジョハリの窓」の4つの窓
ジョハリの窓には4つの区分があります。
盲点の窓:【自分】知らない【相手】知っている(相手だけ)
秘密の窓:【自分】知っている【相手】知らない(自分だけ)
未知の窓:【自分】知らない【相手】知らない(両方✖️)
上記4つの窓を理解することで、「自分が思う自分」と「客観的な自分」が理解できます。
そして、結果として自己理解が深まるのです。
「確かに、人から見えている自分って違うもんね。」
先に「恋愛に活かす実践方法」を読みたい方はこちら!
ジョハリの窓を恋愛に活かせる理由
ジョハリの窓は恋愛に活かすことができます。
それは、4つの窓で説明した「盲点の窓」の長所の部分を褒めることです。
先ほど紹介した4つの窓のうち「自分が知っている窓」は、
・盲点の窓(自分だけ)
の2つだけです。
つまり、相手を褒めることができるのは上記の2つだけになります。
「確かに、自分が相手のこと知らないのに褒められないよね。」
そして、さらに重要なのが「盲点の窓」です。
開放の窓のように、自分が知っていることだと褒められたとしても意外性がありませんよね。
「良く言われることだからなんとも感じない…」
逆に「盲点の窓」では「自分が知らない自分の長所」を褒めるため、意外性と驚きがあり、相手のことが強く記憶に残るでしょう。
「じゃあ、「盲点の窓」の要素を褒めるにはどうすればいいの?」
次に具体的な実践方法を紹介します!
ジョハリの窓を恋愛に活かす具体的アクション!
実践例①「相手が気づいていない長所を褒める(盲点の窓)」
・誰もが褒める要素にしない
・意外性があるけど自分は気づいている長所を伝える
・長所を見つけるために日々観察を意識(気持ち悪がられない程度に)
相手が気づいていない長所を伝えてあげることで、好意を抱かれる効果が期待できます。
盲点の窓は自分から見て、
という状態です。
つまり、自分が知らない自分を他者から伝えてもらった時に、何かしら気づき(成長)があるはずです。
「友達に”気配りできるよね”と言われた時、無意識な行動だったから新しい自分の一面を知れて嬉しかった」
そして、恋愛において、
という傾向にあります。
「〇〇さんって聞き上手ですよね!」
「ほんとですか?!初めて言われました!(普段は話し上手って言われるから意外!)」
相手本人が気づいていなさそうな長所を伝えることで、好意を抱いてもらえるきっかけになるでしょう。
実践例②「相手が知らない自分を開示する(秘密の窓)」
・自分のことを積極的に開示する
・「秘密なんだけど」「内緒ね」という言葉を添える
・意外な一面を見せる(ギャップ)
「相手が知らない自分」を伝えることで、結果として恋愛に良い効果をもたらします。
「自分の意外な一面」をさりげなく自己開示することで、
「私は他の人が知らないこの人の一面を知っているんだ!」
と秘密を知ることで「クロージング効果」により恋愛に良い効果があります。
また、人は返報性の法則により「与えられたら返したくなる」という心理があります。
つまり、自己開示によって相手も本当の自分を話してくれるようになるのです!
このように、
・相手の本当の姿を知れる
というメリットがあることからも「相手が気づいていない長所を褒める」ことは効果的です。
実践例③「あえて印象の逆を伝えてみる」
・周囲から思われていそうな印象の逆を伝える
・ネガティブな言葉は使わない(例:「明るい→暗い✖️」「明るい→裏で地道に努力してそう」)
・違ったら外れた感を出すのではなく、「俺はそう思った」と個人の感想を伝える
相手に「あえて逆の印象を伝えてみる」ことで、結果として恋愛に良い効果があります。
そしてこれは、
・本人も自分も知らない要素
というように、自分(周りの人)が知らない要素を伝えるのです。
「”自分が知らない”って、適当なことを言うってこと?」
半分正解で半分不正解です。
相手が「静かな人」なら「実は明るそう」と伝えるように、逆の印象を伝えるのです。
人は誰しも「二面性を持っている」と言われており、表に出している自分と逆の一面も持っているのです。
そして、
・自分すら知らない自分を見透かされている気がする
と思わせることで、一気に恋愛距離が縮まります。
これは「バーナム効果」という心理学によるものです。
このように、相手に「あえて印象の逆を伝えてみる」ことで、心の距離を一気に縮めることができます。
実践例④「聞き役に徹し本当の自分を聞き出す」
・会話で7:3くらいで聞き役多めにする
・質問の深堀をする
・質問ばかりではなく自己開示も意識
相手と会話をする際は、聞き役にまわり「本当の自分」を聞き出しましょう。
相手が本当の自分を打ち解けてくれることで、
・認知的不協和による恋愛効果がある
という2つの恋愛メリットがあります。
意外な長所を知ることで「盲点の窓」を伝えることができます。
また、認知的不協和という「思考と行動の不一致を嫌う」という脳の特性を活かし、
「本当の自分を打ち解けた(行動)ってことは、この人のことが好き(思考)なのかな?」
と思わせることができ、好きにさせることができます。
このように、聞き役に徹すれば、ジョハリの窓を恋愛に活かせたり、恋愛に進展をもたらすことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「少しでもカッコよくなってモテるようになりたい…」
そう思っている方は、本記事を参考に実践してみてはいかがでしょうか?
本記事が少しでもお役に立てていうれば幸いです。