【実践例3選】保有効果で恋愛を追われる恋に【片思い告白の裏技まで紹介】

保有効果とは？

保有効果とは、簡単にいうと「何かが自分のものになったとき、手に入れる前よりも高い価値を感じてしまう」という心理効果を指します。

つまり、保有効果は「手に入れた途端、手放したくなくなる心理」と言えるでしょう。

心理学用語として、別名「授かり効果」とも呼ばれています。

保有効果に近い心理効果に「現状維持バイアス」というものもあり、「今所有しているものを維持したい」という意味では、似た心理効果があります。

【恋愛の具体例】保有効果と恋愛の関係性は？

保有効果は、恋愛の様々な場面でも影響を受けている事例があります。

保有効果の恋愛における具体例は、主に以下の場面が挙げられます。

一つずつ解説していきます！

具体例①「別れたいのに別れられない」

「付き合っている恋人となかなか別れられない…」

という話を聞いたことがありませんか？

これも保有効果による影響です。

「自分の恋人」という所有の気持ちから、手放せなくなっているのです。

また、恋人との「今までの思い出」や「親密な関係性」を思い出し、失ってしまう恐怖から別れたくない気持ちが強くなってしまいます。

具体例②「告白されたら、つい付き合ってしまう」

「つい付き合ってしまう心理」も保有効果によるものです。

「告白を断ってしまうと、今までの関係性を失ってしまうのではないか？」

という思いから関係性を崩したくないがために、付き合ってしまうという人も少なくありません。

つまり、保有効果によって「関係性」という所有を失うことの恐怖から告白を断れなくなってしまうのです。

具体例③「意中の人に尽くしたら、余計に手放せない」

「意中の人ができたら、その人のために尽くしたい」

という思いは誰しもが持つかと思います。

そのため、相手に尽くすために「お金」や「時間」、そして「自分の想い」を相手に費やすことになります。

相手にたくさんのことを尽くすことで、

女の子

「ここまで尽くしたんだから失いたくない」

という思いになり、尽くせば尽くすほど手放したくないという気持ちが強くなります。

これは、保有効果により、自分が所有した「相手への想い」「労力」に価値を高めてしまうのです。

保有効果と似たような心理効果に「サンクコスト効果」という心理学があり、「相手にコストを費やせば費やすほど、失いたくなくなる」という効果があります。

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保有効果を恋愛に活かす具体的な実践例3選！

恋愛の実践例①-「恋人と思い出を作っておく」-

保有効果を活用し、恋人と長続きさせるためには、

など、思い出を作っておくことが大切です。

恋人との思い出を作っておくことで、破局の危機になった際に、過去のことを思いだし「失いたくない」という感情にさせることができます。

保有効果が発揮されることで、恋愛を長続きさせることができるでしょう。

具体的には、

などの具体的な行動があります。

恋愛の実践例②-「相手と思い出を重ねる」-

意中の相手と共に過ごす時間を増やすことで相手に、

「この人との関係性を失いたくない」
「この体験を継続させたい」

という気持ちにさせることができます。

「失いたくない」という気持ちを与えられると、告白の成功率アップも期待できます。

そのため、保有効果を意中の相手に活かす方法として、

などを行い、相手と思い出を作り上げることが効果的です。

恋愛の実践例③-「仮恋人を打診する」-

少し上級者向けですが、「試しに1ヶ月だけ付き合ってみない？」というように、仮恋人を打診する心理テクニックもあります。

保有効果について整理すると、

という心理効果でした。

つまり、一度相手に所有させれば、

女の子

「今の恋人を失いたくない」

と、保有効果を活用できるのです！

そのため、意中の人がいる際に、

「告白をしても断られそうだな〜」

という相手に対して、

「試しに1ヶ月だけ付き合ってみない？絶対に後悔させないから。もし1ヶ月後にダメだったら別れるから」

と告白し、「うーん、1ヶ月だけだったら…」とOKをもらえれば、1ヶ月後に保有効果を発揮し、お付き合いを継続できる可能性が高まります。

そして、結果として「意中の人と付き合う」という目的を達成できるのです！

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回は「保有効果」の心理効果から恋愛の具体例・実践例までご紹介しました。

と感じている方は、保有効果の心理テクニックを実践してみてはいかがでしょうか？