【実践例3選】アンカリング効果が恋愛に有効な理由とは?

恋愛心理学
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アンカリング効果とは?【心理学的な意味】

アンカリング効果とは、

「最初に与えられた情報(基準)により、その後の判断・行動に影響が及ぼされる」

という心理効果を指します。

つまり、一言で言うと「先入観」とも言えますね。

 

アンカリング効果の日常例で言うと、

大阪出身→面白い人が多い
バッグが1万円のところ5千円!→安く感じる(元々5千円の価値でも)
「1時間遅刻する!」と言い、30分後に来る(早く来てくれた感覚になる)

上記のように、事前情報を無意識に記憶に残してしまい、その後の意思決定・判断に影響を与えてしまうのです!

似た心理学に「コントラスト効果」や「プロスペクト理論」があり、

コントラスト効果:「前後に対比させるものによって、ものの印象が大きく変わる
プロスペクト理論:「限定価格」のような言葉から「今しか買えない」と損を回避しようとする

 

アンカリング効果って恋愛に有効?

ここで伝えたいことは、

・恋愛にめっちゃ使える(無意識に好意を抱かせる)
・恋愛に有効な複数の実践方法がある

という点です。

 

アンカリング効果とは、

「事前に与えられた情報により、その後の考えに影響を与える」

という心理学でした。

つまり、恋愛においては、

「好きな人のアンカー(基準)を見つけ出し、自らが適応していく」

ことで、恋愛を良い方向に導くことができます。

 

適応とは、

・好きな人のアンカー(基準)のようになる
・好きな人のマイナスアンカー(基準)を避けた行動をする
・自分という存在をアンカリング(基準)させ、相手の日常で思い出させる

という点です。

人間の「この人好き、嫌い」という価値基準は、無意識のうちに今までのアンカー(基準)によって判断しています。

 

例えば、

・過去の彼氏
・初恋の人
・テレビや雑誌で見せられるイケメン像
・好きな芸能人、アイドル

など、「カッコいい人はこういう人!」という基準が今までの経験から形作られているのです!

このように、アンカリング効果では、「好きな人のアンカー(基準)を見つけ出し、適応する」ことで、自分に好意を持ってもらうことが可能なのです。

アンカリング効果を恋愛に活かす具体的な実践例3選!

実践例①-「好きな人のアンカー(基準)に合わせる」-

好きな人のアンカーに合わせ、好意を持たれるためには主に2つの方法があります。

①好きな人の理想のタイプ(アンカー)を知る→自分が適応する
②世間一般の女子ウケの基準に合わせる

①の場合は、直接もしくは共通の友達経由で、

「どんな人がタイプなのか?」
「好きな芸能人は?」
「元カレはどんな顔や雰囲気、性格だったのか?」

などを見つけ出します。

そこで発見できた特徴は、恋愛の中で無意識に「こういう人が好き」という価値基準においている可能性が高いです。

 

そのため、①では「相手のアンカーを見つけ出し、それに合わせた人物像になる」ことで、好意を持たれやすくなるでしょう。

次に②の説明をします。

「相手のアンカー(好みのタイプ)を知りたいけど、聞くのが難しい…」
「そこまで仲良くないから恋バナとかできないよ…」

というように、「まだ仲良くない方」「積極的なアプローチが苦手な方」もいるかと思います。

そのような方にオススメなのが、「世間一般のモテ基準」に合わせることです!

 

一見、相手のアンカー(基準)からズレちゃうんじゃないの?と感じるかと思います。

しかし、好きな人が今まで生活してきた中で、世間一般のモテ基準が「モテる人、カッコいい人」という基準として刷り込まれている可能性が高いです!

 

一部には、自我が強かったり、天邪鬼(世間の考えと逆の考えを持ちたがる)な人も居ますが、基本的にはモテ基準に合わせることで、相手のアンカーに引っかかりやすくなります。

このように、①②の方法で、好きな人のアンカーに合わせ、好意を持たせることが期待できます。

実践例②-「好きな人のマイナスアンカー(基準)を避ける」-

「好きな人のアンカー(基準)に合わせる」の反対で、「マイナスアンカーを避ける」ことが恋愛に効果的です。

上記の実践例①を反対にしただけなので、説明は簡潔にしますが、「相手にとって嫌な感覚があるアンカーを見つけ出し、その行動や容姿を避ける」ことを意味します。

 

例えば、元カレにひどく傷つけられた過去があり、

「元カレのような人=自分が嫌いな男性像」

というアンカーを持っていたとします。

 

そういった場合、元カレが「ロン毛のバンドマン」という特徴をもし持っていた場合、その特徴を避けるべきです。

このように、好きな人のアンカーに合わせるのとは逆に、マイナスアンカーを避けることも大切です。

実践例③-「相手に自分の存在をアンカリングする」-

「相手に自分の存在をアンカリングし、相手の日常生活の中で自分を思い出す回数を増やす」ことで、恋愛を有利に進めることができます。

どういうことか?

例えば、学校の給食の時間に、毎回嵐の曲が流れていたとします。

 

そうすると、ある日家でテレビを見ていた時に嵐の曲が流れると、

「給食の時に流れていた曲だ!」

というように、「給食の場面」を思い出しますよね。

これは、「嵐の曲」がトリガーとなり、「給食の場面」を思い出す、というアンカリング効果なのです!

 

これと同様に、好きな人の前では、

・いつもあるお菓子を食べている
・同じ音楽をいつも聞いている
・口癖やポーズがある

などを相手にアンカリングすることで、好きな人が「自分がいない日常生活」の中でも、自分を思い出してくれるのです!

 

そのため、実践できる具体例を挙げると、

・好きな人とのドライブは同じ音楽を流す
・いつも同じ香水をつけていく
・好きな人に特定の趣味を毎回話す(短時間で話さないとウザがられる)
・自分を思い出すようにプレゼントを渡す

最後の「プレゼントを渡す」に関しては、デートの最後に渡すのがオススメです。

 

「ピークエンドの法則」という心理学があり、最後に相手の気分を上げさせることで、デートが上手くいかなかったとしても、

「なんか楽しかったなー」

と思ってもらいやすいです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「少しでもカッコよくなってモテるようになりたい…」

そう思っている方は、本記事を参考に実践してみてはいかがでしょうか?

本記事が少しでもお役に立てていうれば幸いです。

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