【実践例5選】ツァイガルニク効果が恋愛に有効な理由とは?

恋愛心理学
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ツァイガルニク効果とは?【心理学的な意味】

ツァイガルニク効果とは、

「完了したものよりも、未完了のものの方が気になってしまう」

という心理効果を指します。

確かに、ドラマや漫画では、いいところで終わった方が「最後が気になる〜!」となりますよね!

 

仕事や勉強でも、途中のままにしておくと、「残りを早くやらないと」と、頭の中に残った状態になります。

つまり、ツァイガルニク効果では、焦(じ)らすことで、

・手に入れたい!と思わせる
・相手の記憶や印象に残りやすくなる

という心理テクニックなのです!

そのため、「相手に自分のことを考えさせる」ことで、ツァイガルニク効果により「人間関係」でも有効な心理学です!

ツァイガルニク効果が恋愛で有効な理由

ツァイガルニク効果は、

・駆け引きが苦手な人
・積極的に誘うのが苦手な人
・恋愛で追いかける立場から追われる立場になりたい人

におすすめの心理テクニックです!

そもそも「ツァイガルニク効果」とは、

「”途中でやめる”・”じらす”ことで、執着させる心理効果」

でした。

 

つまり、恋愛においても、異性の相手に対して「未完了な状態」にさせることで、自分に執着させることが可能なのです!

ここでいう「未完了な状態」とは、「もう少し話したかった…」「付き合えそうで付き合えない…」「夜の関係になりそうでならない…」など、先延ばしの状態です。

 

そして、「執着」とは、「記憶に残る」「忘れられない」「追いかけたくなる」「頭の中から離れない」と感じさせることができます。

このように、ツァイガルニク効果では、恋愛で「手に入りそうで入らない、じらされている状態」をあえて作ることで、自分に執着させることができるのです!

ツァイガルニク効果を恋愛に活かす具体的な実践例5選!

実践例①-「デートを早めに解散する」-

恋愛でツァイガルニク効果を活用するには、「未完了な状態」にする必要があります。

そこですぐ実践できる方法として「デートを早めに解散する」ことです。

 

おそらく多くの人は、

「長くいた方が仲良くなれそうだから、1日デートに誘おう!」

と考える方が多いと思います。

しかし、それは心理学的に逆効果だったのです!

特にまだ仲良くないなら、なおさらです。

 

確かに私も以前、初デートで1日中会っていたら、もう2度目のデートに繋がることはありませんでした…笑

デートを短時間に設定し、早めに解散することで、「もう少し話したかったな〜」と物足りなさ・未完了な状態にすることができます。

 

【具体的アクション】
・デートプランを1~2時間だけに設定する(お茶・飲みだけデート)
・ある程度盛り上がったところで「そろそろ行こっか」と切り上げる
・二軒目やカラオケにいかず、そのままスムーズに帰る
・デートの最後にだらだらせず、スパッと解散する

実践例②-「LINE(ライン)はいいところで切り上げる」-

LINEなどのメッセージで、「盛り上がっているタイミング」で切り上げることで、「もっと話したい」という感情を持たせることができます。

普通、LINEだと「1日1回くらい返信して、”話題がなくなった時”にスタンプで終わる」というパターンが多いのではないでしょうか?

 

しかし、ツァイガルニク効果では「話題が尽きない状態で終わらせる」ことで、「もっと話したい」という気持ちにさせることができます!

 

また、少し難易度は高いですが、「意味深な既読無視・未読無視」をすることで、

「なんで返信がこないんだろう…?」
「私、何か変なことを言ったかな?」

と、自分のことを考えさせる時間を増やすことができます。

初めは、ツァイガルニク効果の未完了な状態からストレスに感じるかもしれませんが、後に気になってしょうがなくなります。

 

そうなると、恋愛の効果は抜群です!

気をつけるポイントとしては、その後に、

「ごめん、電波悪くて送れたと思ったけど、遅れてなかった!」

のように、安心させてあげることが大切です。

【具体的アクション】
・メッセージをダラダラ続けない(ダラダラLINEした方が繋がっている感はあるが、逆にマイナス印象)
・疑問系で質問し、既読無視をする(後のサポートは必須)
・いつも返信が同じ時間帯で早いのに、急に返さない時をつくる
・「どうしても聞きたいことがあったんだけどさ、」と送り一定時間、既読・未読無視をする

実践例③-「合コンや飲み会で途中で帰る」-

合コンや飲み会では、あえて「途中で帰る」ことが効果的です。

途中で帰り、

「早くない?もう少し話したかった…」
「あまり知ることができなかった…」
「今度会った時にもっと聞きたい!」

というように、ツァイガルニク効果によって、物足りなさから次回への期待度が高まります。

そのため、合コンや飲み会では、あえて途中で帰ることでツァイガルニク効果を活用することができます。

【具体的アクション】
・合コンや飲み会を途中で帰る
・合コンや飲み会を途中参加する
・その場では聞き役にまわり、自分のことを話しすぎない

実践例④-「自分のことを話しすぎない」-

ツァイガルニク効果は、「相手に気にさせてしまえば勝ち」です。

よく、「好きな男子の特徴は?」という質問の回答に、

「ミステリアスな人が好きなんですよ〜。もっと知りたくなっちゃう」

と答える女性がいますよね。

これもツァイガルニク効果の影響なのです!

 

ツァイガルニク効果によって、「もっと知りたい」「知らないことが多い」という状態から、相手が気になり、魅力的にみえてしまうのです!

そのため、相手と会話をする際は、自分について話しすぎず、聞き役にまわることで、魅力を感じさせることができます。

【具体的アクション】
・聞き役にまわる
・質問されたときに深くまで話しすぎない(例:どんな人がタイプ?→「特にないけど、明るい子かな〜」)

実践例⑤-「肉体関係を先延ばしにする」-

肉体関係を先延ばしにすることで、未完了の状態を作り出し、気になる存在へと近づくことができます。

まだ、付き合っていない状態で肉体関係を結んでしまうと、「関係を持つ」という願望が完了してしまいます。

 

完了してしまうと、達成感が得られて、急激に冷めてしまう人も少なくないです。

そのため、「本当に付き合いたい相手」であったり、「結婚を前提に付き合いたい」という場合は、肉体関係は先延ばしにするのがオススメです!

【具体的アクション】
・肉体関係を打診しない
・肉体関係を求められても先延ばしする
・明るい時間帯の健全な約束をする
・会話中に下ネタ系などでがっつかない

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「少しでもカッコよくなってモテるようになりたい…」

そう思っている方は、本記事を参考に実践してみてはいかがでしょうか?

本記事が少しでもお役に立てていうれば幸いです。

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